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所在図はインターネット地図で作成できる
車庫証明を取得するには所在図を作成しなければなりません。過去に手書きで作成したことのある方は何度も書き直したり苦労された方もいると思います。
あるいは、そもそも図を作成することにアレルギー反応を示される方もいるのではないかと思います。
また、所在図はコピーでも構わないので住宅地図を使いたいという場合もあります。
しかし、必要な地域のものが手元にない場合もありますし、いざ、住宅地図を購入するとしてもなかなか高いです。
そこで、手間もお金もかけないで所在図を作成したいと思われることでしょう。手早くできてお金もかからない方法はあります。
ご存知の方も多いかと思いますが、グーグルマップなどのインターネット地図のコピーを添付することで所在図を作成することができます。
※現在、多くの警察署がこの添付を認めていますが、各警察の判断によるので確認をとられるのが確実です。
ここでは、このインターネット地図のコピーをどのように添付すればよいのか、どのように活用して作成していくかを簡単に説明していきたいと思います。
おすすめのインターネット地図
yahoo!地図のモノトーンがおすすめ
手早く地図を作成でき、費用もかからないインターネット地図ですが、デメリットもあります。それは、やはり印刷すると薄くなってしまうということです。
できる限り濃くはっきりした地図を作成したいと思うわけですが、いろいろと印刷を試していいなと感じたのはyahoo!地図のモノトーンです。
これが他の物よりも濃く印刷でき、一番しっくりきました。私は、だいたいインターネット地図を活用したい時にはこれを使っています。
yahoo!地図のモノトーン地図の出し方
ここでは、例として千葉駅周辺のモノトーン地図を出してみたいと思います。
①yahooのトッページの検索ボックスに「調べたい地図のメインスポット」を入れ、その上部の「地図」をクリックします。(ここでは、検索ボックスへ「千葉駅」と入れました)
※直接、住所を入力して「地図」をクリックしても同じ手順でモノトーン地図を出せます。
②検索した場所に関連した場所が左下にリストアップされるので、そこから調べたい地図のメインスポットに一番近いものをクリックします。(千葉駅があるのでそれをクリック)
※住所を入力した場合は、関連した住所一覧がリストアップされるので、同様に一番近いと思われる住所をクリックすれば良いです。
③表示された画面の右上の「地図」という所をクリックします。
④地図の種類の一覧が出ます。モノトーンは一番下の列の真ん中にあります。選択した瞬間にモノトーン地図に切り替わります。
地図のコピーを添付方法
ここで、インターネット地図のコピーを添付といっても、コピーを①切り取って様式に直接貼り付けるのか、それとも②別紙として添付するような形ににするのかどっちなんだと思われた方もいると思います。
結論から言いますと、どちらでも構いません。たいていの警察署ではどちらの方法でも受付けてもらえます。
そうはいっても、公的な機関に書類を提出するわけですから、最低限もとめられることもありますし、できればきれいに提出したいところです。
①と②それぞれの場合について、少し具体的にに説明していきたいと思います。
切り取って様式に直接貼り付ける
具体的には以下のように作成します。
①インターネット地図のページを開きます。
②使用の本拠の位置(個人の場合は自宅の住所)か保管場所の位置(車庫の住所)のどちらかを入力し検索します。
③一度、上記の両方の位置が一面に入るように縮尺調整します。最終的に、印刷画面で上記の両方の位置が所在図様式の枠内に入るようにサイズを再度調整し印刷します。
※千葉県の場合も他県と同様に所在図の様式のA4横向きの半分の大きさなので、それを考慮して印刷します。
④印刷したものを使用の本拠の位置と保管場所の位置の両方が入る部分を切り取り、所在図の様式にのりなどで貼り付けて完成です。
このように、地図を印刷し貼り付ける形で構いません。
別紙として添付する
①上記のように所在図記載欄に「別紙地図参照」や「別紙参照」などと記入します。
②他の申請書類と同じサイズの紙に印刷するとすっきりしますのでA4サイズの紙に印刷して提出します。
(切り取って様式に直接貼り付ける場合と同様に、必ず使用の本拠の位置と保管場所の位置の両方が入った印刷物を提出してください)
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使用の本拠と保管場所の距離がわかるように書き込む
使用の本拠と保管場所を赤ペンなどでマーキング
インターネット地図を切り取って貼り付ける場合、別紙として添付する場合ともに、使用の本拠の位置(個人の場合の自宅)と保管の場所の位置(車庫)をわかりやすくするために赤ペンなどでマーキングします。
具体的には、赤ペンなどで塗りつぶしたり囲むなどしましょう。
※使用の本拠と保管の場所が離れている場合はそれぞれを赤ペンで囲み、直線で結びます。
※使用の本拠と保管の場所が同じ場所ならその場所を赤ペンで囲めばOKです。
使用の本拠と保管場所の直線距離を記載
使用の本拠と保管の場所は直線距離が2km以内でなければなりません。2kmを越える場合は車庫証明書は交付されません。「直線」かつ「2km以内」ということに注意しましょう。
使用の本拠と保管の場所の2点間を直線で結び、距離を記載することで2km以内にあることを示す必要があります。
作成例では、使用の本拠と保管の場所を直線で結び、500mと距離を記載してあります。このように、作成すれば、問題ありません。
距離2Kmの図り方
個人的にYahoo!地図がおすすめなので、Yahoo!地図の距離の測定方法をご説明いたします。測定方法自体は本当に簡単です。
①「住所」や「調べたい地図のメインスポット」を入力して、該当の地図を表示させます。
②表示された画面の以下の画像に示す部分をクリックします。
③次に、表示された地図にある使用の本拠の位置をクリックします。(保管場所の位置でも構いません)
④保管場所の位置をクリックします。(③で保管場所の位置をクリックした場合は、使用の本拠の位置をクリックすることになります)
目印となるような建物や店舗等を記載
警察の方が現地確認を行うため、現地までたどり着ける地図であることが必要です。目印となるような建物や店舗を記載するようにしてください。
例えば、駅、バス停、公共施設、有名な建物などは記載しておくと良いと思います。
☆【その他書類作成】は以下の記事をご参考ください